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ピアノ三重奏曲第1番 (ショスタコーヴィチ) : ミニ英和和英辞書
ピアノ三重奏曲第1番 (ショスタコーヴィチ)[ぴあのさんじゅうそうきょくだい1ばん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [み]
  1. (num) three 
三重 : [みえ, さんじゅう]
 【名詞】 1. triple 2. treble 3. threefold 4. three-ply 5. triplicate 
三重奏 : [さんじゅうそう]
 (n) instrumental trio
: [おも]
  1. (adj-na,n) main 2. principal 3. important
重奏 : [じゅうそう]
 (n,vs) instrumental ensemble
奏曲 : [そうきょく]
 (n) (abbr) sonata
: [きょく, くせ]
 【名詞】 1. a habit (often a bad habit, i.e. vice) 2. peculiarity
: [だい]
 (n,pref) ordinal
: [ばん]
 【名詞】 1. (1) watch 2. guard 3. lookout 4. (2) bout, match (sumo) 5. (3) (one's) turn
: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)

ピアノ三重奏曲第1番 (ショスタコーヴィチ) : ウィキペディア日本語版
ピアノ三重奏曲第1番 (ショスタコーヴィチ)[ぴあのさんじゅうそうきょくだい1ばん]

ピアノ三重奏曲第1番 ハ短調 作品8は、ドミートリイ・ショスタコーヴィチが作曲したピアノ三重奏曲。ショスタコーヴィチの最初の室内楽曲である。
==概要==
1923年の8月、ショスタコーヴィチは肺リンパ腺結核の治療のためクリミアに滞在していた。そのクリミアのガスプラという町でピアノ三重奏曲第1番が作曲され、間もなくペトログラード(現サンクトペテルブルク)で完成した。ショスタコーヴィチは「詩曲」とも呼んだこの作品を、当時ショスタコーヴィチが恋をしていたタチヤーナ・グリヴェンコに献呈した。同年12月13日、ペトログラード音楽院(現サンクトペテルブルク音楽院)での発表会において初演され、ショスタコーヴィチとヴァイオリニストのベンジャミン・シェールと、チェリストのグリゴリー・ペッケルの2人の友人によって行なわれた。作曲科教授のマクシミリアン・シテインベルクはこの作品を高く評価した。
妹のゾーヤの回想によれば、当時ショスタコーヴィチは家計を助けるために、映画館で無声映画の伴奏ピアニストとしてアルバイトをしていた。その2人の友人と共に映画館の中で練習をし、映画に合わせて演奏することで練習したというエピソードが残されている。
この作品を作曲した時のショスタコーヴィチはわずか17歳であり、音楽院で抜群の才能を示した時期であった。3年後にまずロシア国内で広範な関心を呼び、やがては国際的な名声をもたらすこととなった交響曲第1番の構想を練り始めていた時期でもあった。
作品は単一楽章の簡潔な作品だが、巧みな構成の中に多様なテンポと音楽的性格が含まれている。
楽譜は死後出版された。第2番と比較して、演奏される機会がごく少ない作品である。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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